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任意整理について

2018.05.14

任意整理についてのアイキャッチ画像

前回は、倒産についての一般的な話とその種類について説明しました。今回はその中から任意整理について詳しく説明します。

任意整理とは

任意整理とは、裁判所を利用することなく、あくまで私的に、債権者などの利害関係人と合意することで、債務を整理する倒産手続きのことです。会社、個人ともにこの方法を取ることが可能です。
裁判所を通さず、話し合いによる方法で行うため、柔軟な対応が可能であり、簡易かつ迅速に債務を整理することができる方法といえるでしょう。

デメリット

(1)ブラックリストに掲載される

いわゆるブラックリストに掲載されてしまいます。ブラックリストに掲載されることの意味ですが、信用機関の信用情報に事故情報として載ることを意味しています。
そうすると、それ以後5年程度は、新たな借り入れをすることができなくなります。しかしながら、ブラックリストに載ったからといって、その事実が勤務先や家族に知られるということはまずありません。また、新たに借入れをすることができないというのは、借金を整理した方にとっては、ある意味これ以上借入をすることがないため、メリットといえるかも知れません。

(2)任意整理に応じてくれない可能性

任意整理とは、先ほど説明したように、あくまで話し合いによって債務を整理する手続きですので、債権者などの利害関係者が「NO」と言えば、基本的に一切進められなくなります。
最近では、任意整理には応じないという方針の貸金業者も増えているようですので、そのような業者に対しては、任意整理という方法は効果がございません。

(3)債務の大きな減額は望めないことも

裁判所を通じた法的手続きであれば、債務の全部または一部をカットできるのが通常です。 しかし、任意整理の場合には、裁判所を通じた個人再生、自己破産と比較するとあまり大きな債務の減額は望めないことの方が多いです。

メリット

それに対して、メリットとしては以下の点が挙げられます。

(1)支払い督促が止まる

弁護士などの専門家に任意整理を依頼すると、弁護士が業者との窓口となりますので、業者からの取り立ては止まります。

(2)過払い利息の存在が明らかになる

任意整理を行う中で、利息制限法による過払い金(いわゆる「払い過ぎた利息」)の存在が明らかになることも多々あり、このような場合、払い過ぎた利息は返還されるか返済額から減額されることとなります。

(3)任意整理の相手を選択できる

任意整理は話し合いでの手続きのため、一部の貸金業者のみを相手として交渉を行うことも可能です。
裁判所を通じて行う手続きではないからこそ、このような柔軟な手続きが可能となります。

まとめ

以上のように任意整理のメリット、デメリットについて説明しました。実際の交渉や任意整理のメリットがどれだけあるかは、専門的な判断を必要とします。そのため、借金でお悩みの場合には、速やかに弁護士等の専門家に相談されることをおすすめします。

このトピックス記事執筆の弁護士

岡部 毅

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