1住宅の(1)貸主側の変化の(ヘ)で示したように、 持ち家は簡単に売却して新たな物件に買い換えることができないため、 どうしても居住者が不便・不利を承知の上で住み続けることになりますが、 定期借家の場合は、 住み替えが非常に簡単なためにその人のライフステージ、 ライフスタイルに合わせてどんどん住居を変えてゆくことができます。
例えば、
など、 それぞれの借主のニーズに合わせた賃貸住宅が供給されることになります。
このため、 持ち家のデメリットである多額の借入金を長期間負うことや、 簡単に転居できないことが問題となり、 賃貸指向が強くなると予想されます。
このように、 定期借家権が普及すると、 貸家市場は活発となり、 貸家の供給が増え、 借り手市場となることが予想され、 借り手のライフスタイルやニーズに合った物件が市場に出回り、 いわゆるコンセプトマンション (例えばペットが飼えたり、 防音設備のあるマンションや高齢者向けマンションなど) が増えることと予想されます。