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不動産

境界を越えた竹木の伐採について

2019.01.09

境界を越えた竹木

時折、些細なご近所トラブルが警察の介入を要する事態になる迄発展してしまったというニュースを目にすることがあります。

このようなご近所トラブルに発展する一例として、隣の家に植えられている木の枝が自分の敷地内にはみ出してしまっており、枝から木の葉等が落ちて非常に迷惑しているという場合を挙げることができるでしょう。

では、このような場合、法律上、敷地内にはみ出して入ってきた木の枝を、勝手に切り取ってはいけないのでしょうか。

民法について

民法には以下のような規定があります。

(民法233条)

  1. 隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる。
  2. 隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。

すなわち、民法はあくまでも、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる、と規定しているのみであり、勝手に枝を切除することができる、とはされていないのです。

したがって、隣の家に植えられている木の枝が自分の敷地内にはみ出している場合、張り出して塀からはみ出している場合、その木の所有者の了承を得たうえ、切断する必要があります。どうしても、その木の所有者が了承しない場合においては、その木の所有者に対して木の枝を切除する訴えを提起しなければならないことになります。

もし万一、竹木の所有者の了承なく、また裁判所の判断を経ることなく、木の枝を無断で切除した場合、状況次第では、不法行為責任を問われ、当該木の所有者から損害賠償を請求されるおそれがあるのも事実です。

民法233条2項について

なお、民法233条2項により、木の根が境界線をこえて自分の敷地に入っている場合には、木の枝の場合とは異なり、その根を切り取ることはできます。

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